最近、国家衛生健康委員会は正式に50の新しい国家食品安全基準を発表し、その中には食品接触材料及び製品用添加物の国家食品安全基準（GB 9685-2016）の修正案も含まれています。
発表によると、GB 9685-2016の修正案第1号は承認日（2025年3月16日）から直ちに施行されます。主な調整内容は以下の通りです：
- 拡張適用範囲：GB 9685-2008に基づき許可されたゴム用添加物は、シリコーンゴムの製造にも使用できるようになりました。
- 標準参照の明確化：条項A.13 (b)は2014年版のGB 2760の使用を指定しています。
- 使用制限の調整：FCA 1221酸化デンプン（CAS 221897-48-9）の最大使用量は「必要に応じて」に改訂され、乾燥デンプン中の次亜塩素酸ナトリウムは1キログラムあたり55gを超えてはならない（塩素として計算）。
- 添加物名の更新：中国語の一部添加物の名称が改訂されました。
- 特定添加物の要件変更：C.I. Pigment Blue 15（FCA0470）などの使用範囲と制限の調整。
- 制限指標の改訂：トリメリチン酸無水物、4,4'-メチレンジアニリン、2-エチルヘキサノール、トリメチルオロプロパンを含む添加物の更新。
- 新しい付録Bの項目：ユージノール、1,3-フェニレンジメチルアミン、クルトン酸に基づく制限値の計算方法を3つ追加。
- 付録Dの略語の明確化：ポリビニルアルコールはPVAまたはPVOHと略される。
