人の健康や環境に深刻かつ不可逆的な影響を及ぼす可能性のある物質は、非常に懸念される物質(SVHC)として分類されることがあります。
REACH規則に従い、以下の危険特性を持つ物質は非常に懸念される物質として分類されます:
1) CLP規則の下で発がん性、変異原性、生殖毒性(CMR)物質のカテゴリー1Aまたは1B;
2) REACH付属書XIIIの下での持続性、生物蓄積性および毒性(PBT)物質または非常に持続性かつ非常に生物蓄積性(vPvB)物質;
3) 内分泌かく乱物質など。
► 物質がSVHCに分類される場合、それはSVHCリストに含まれますが、それが禁止されていることを意味するわけではありません。物質がREACH認可リストに追加された場合、特定の用途で認可されているか、特定の用途で認可が免除されていない限り、特定の日付以降にEU市場に出すことや使用することはできません。認可リストにあるすべての物質は非常に懸念される物質(SVHC)です。
► 製造者および輸入者は、以下の両方の条件が満たされる場合、候補リストに掲載されている物質が自社の製品に含まれていることをECHAに通知しなければなりません:
1. 物質が製品中に0.1%(w/w)を超えて存在すること;
2. これらの製品中の物質の総量が年間1トンを超えること。
義務を検索するにはこちらをクリックしてください:
https://www.cirs-group.com/en/chemicals/eu-reach-registration
規制および基準
► 規則(EC)No 1907/2006
► 認可のための非常に懸念される物質の候補リスト - ECHA
規制当局
► 加盟国委員会(MSC)
► 欧州化学品庁(ECHA)
リストの入手方法
- 最新のインベントリを検索するにはこちらをクリックしてください
- リストはこちらで入手可能です:
https://echa.europa.eu/registry-of-svhc-intentions - 最新のSVHCリスト(エクセル形式)を購入するにはCIRSにお問い合わせください
当社のサービス
- 企業向けに物質の使用および曝露に関するカスタマイズされたフォームの作成;
- 企業およびEU輸入者がフォームを記入するためのガイダンスの提供;
- 物質の使用および曝露の分類および収集;
- 物質の使用および曝露の分析および標準化管理;
- 物理的および化学的危険性評価;
- 物質の身体的健康危険性評価;
- 環境危険性評価;
- PBTおよびvPvB評価;
- 化学物質安全報告書(CSR)の作成。
ご質問がある場合は、chemicals@cirs-group.comまでお問い合わせください。