2021年2月9日、チリ保健省は令第57号を発行し、危険物化学品および混合物の分類、ラベリング、通知に関する規則を制定し、国連推進のグローバル調和システム（GHS）を採用しました。チリのGHSは、国連GHSの第7改訂版に密接に一致していますが、他の改訂からの要素も取り入れています。この規則には、危険物質の通知に関する規定も含まれています。
年間1トン以上の物質は通知が必要です。混合物の成分については、健康または環境に危険をもたらし、その濃度が指定された閾値を超える場合に通知が義務付けられています。
同年8月23日、令第57号の第6条に基づき、チリ保健省は官報にて決議第777/2021号を公布し、約4,500の物質の義務的分類リストを確立しました。このリストは、チリの製造業者や輸入業者が製品を分類する際の最小の参考資料となります。リストには、物質名、CAS番号、危険分類、特定濃度制限、M因子、急性毒性推定値（ATE値）などの詳細が含まれています。
これらの物質は現在、Chemradarに組み込まれており、ユーザーは「GHS分類検索」機能を通じて関連情報にアクセスできます。
