2026年1月4日、中国の上海海事安全局と江蘇海事安全局は共同で2026年第1号公告を発出し、船舶による包装危険物の水上間一括輸送システムの実施を正式に発表しました。この取り組みは、長江デルタ地域内の輸送・物流におけるコスト削減、品質向上、効率強化をさらに推進し、航行ビジネス環境の継続的な最適化を目指しています。公告は発出日より効力を発します。
適用範囲
船舶による包装危険物の水上間一括輸送システムは、以下の条件を満たすものとします:
- 上海港での水上間一括輸送を目的とした包装危険物(花火および爆竹を除く);
- 船舶の危険物出港申告手続きは江蘇海事安全局の管轄内で処理されること;
- 出港する危険物の安全適合報告は江蘇海事安全局の支局に提出されること。
積替申告要件
- 荷主向け:江蘇海事安全局管轄港からの貨物が上海港での水上間一括輸送で輸出され、荷主が既に江蘇海事安全局支局に出港する危険物の安全適合報告を提出している場合、第一航程船の入港危険物安全適合報告および第二航程船の出港危険物安全適合報告を上海海事安全局支局に提出する必要はありません。
- 運送業者向け:運送業者が既に江蘇海事安全局支局で第一航程船の危険物出港申告手続きを完了している場合、上海海事安全局支局で第一航程船の危険物入港申告手続きを完了する必要はありません。第二航程船の危険物出港申告手続きのみ完了すればよいです。
一括輸送システムの実施は、上海と江蘇の海事当局による規制調整の深化と港湾通関効率の向上を目的とした重要な施策です。手続きの削減、期間の短縮、関連する航行・物流企業への利便性向上が期待されています。



