2026年7月28日、欧州委員会は実施規則(EU) 2026/1826を採択し、承認有効成分リスト(実施規則(EU) No 540/2011)を正式に修正して、21の農薬有効成分の承認期間を3〜42か月延長し、既存の承認が失効する前に再評価手続きを完了できるようにした。
核心内容:21物質に「延長」が認められた
今回の延長は、同規則の附属書Aに記載された16物質と附属書Bに記載された5物質を対象とし、殺菌剤、殺虫剤、除草剤、生物農薬など複数のカテゴリーにわたる。欧州委員会は、各物質の再評価の進捗状況に基づき、それぞれ異なる最新の承認失効日を設定した。
附属書Aの物質(16物質、3–33か月延長):
- 2026年末:ピラクロストロビン → 12月15日
- 2027年:ピリミカルブ、シプロジニル → 7月31日;フェンメジファム、ホルメタネート、フルジオキソニル → 9月30日;ジクロルプロップ-P → 10月31日;ダミノジド → 12月15日;クロマゾン → 12月31日
- 2028年:ホセチル → 1月31日;ベフルブタミド → 7月31日
- 2029年:アクロニフェン、ジメタクロール → 3月31日;ペンコナゾール → 2月15日;メタザクロール → 5月31日;メタラキシル → 6月30日
附属書Bの物質(5物質):
- S-アブシジン酸 → 2029年4月15日
- バチルス・アミロリケファシエンス MBI 600株 → 2029年12月1日
- アミスルブロム → 2030年3月15日
- シアントラニリプロール → 2030年3月14日
- イソフェタミド → 2030年3月15日
この規則には「セーフガード条項」も含まれている。欧州委員会が最終的に承認を更新しないと決定した場合、失効日はこの規則の発効日または当初の失効日のいずれか遅い日とされる。この規則は2026年7月29日に欧州連合官報に掲載され、2026年8月1日に発効し、全ての加盟国に直接適用される。



